列⇒行変換

最終更新: 2026.07.27

列⇒行変換

入力データの列(フィールド)を行(レコード)に変換します。

特徴

  • データ構造の正規化: 月ごとの売上データ(例:4月売上、5月売上…)のように横に並んだデータを、「月」と「売上」のような縦持ちのデータ構造に変換し、後続の集計や分析をしやすくします。
  • 柔軟な列選択: 変換対象とする列(フィールド)を自由に選択できます。
  • キーと値のフィールド名指定: 変換後の「キー(元の列情報)」と「値」を格納する新しいフィールドの名前を自由に設定できます。
  • 識別列の自動保持: 変換対象にしなかった列は、変換後の各レコードに識別情報として自動的に保持されます。

機能

設定項目詳細

設定大項目 設定小項目 説明 ルール
ノード設定 タイトル フロー編集画面および実行ログ等に表示されるノード名です。 任意の名称を入力します。(初期値はプロセッサー名が入ります)
ノード設定 説明 ノードの補足説明です。 任意で入力します。(初期値は既定のプロセッサー補足説明が入ります)
変換設定 変換する列と識別値 変換対象のフィールドを選択し、変換後のキーフィールドに格納される「識別値」を設定します。識別値を省略した場合、元のフィールド名が使用されます。 必須(1組以上設定)
変換設定 列名を保存する新規フィールド名 上記で設定した「識別値」を保存するための、新しいフィールド名(キーフィールド)を指定します。 必須
変換設定 列の値を保存する新規フィールド名 変換対象の列の値を保存するための、新しいフィールド名(値フィールド)を指定します。 必須

使い方

設定手順

データフロー編集画面で、「列⇒行変換」ノードを配置して前のノードと接続し、以下の手順で設定を行います。

  1. 新規フィールド名を設定:
    「列名を保存する新規フィールド名」と「列の値を保存する新規フィールド名」をそれぞれ入力します。

    新規フィールド名を設定

  2. 変換対象の列と識別値を設定:
    「変換する列と識別値」セクションで、行に変換したいフィールドを選択し、必要に応じて識別値を入力します。+ボタンで複数の列を追加できます。

    新規項目の追加

    新規項目の追加

    設定済みリスト

    設定済みリスト

  3. ノード名の設定と保存(任意): 必要に応じて、ノードのタイトルや説明を編集し、設定を保存します。

動作イメージ

変換前

レコード番号 顧客名 4月売上 5月売上
2 B社 8000 9000
1 A社 10000 12000

設定

  • 列名を保存する新規フィールド名:
  • 列の値を保存する新規フィールド名: 売上
  • 変換する列と識別値:
    • 4月売上(識別値: 4月)
    • 5月売上(識別値: 5月)

変換後

レコード番号 顧客名 売上
2 B社 4月 8000
2 B社 5月 9000
1 A社 4月 10000
1 A社 5月 12000

注意事項

  • データ型の一致: 「変換する列」として選択したすべてのフィールドは、同じデータ型である必要があります。データ型が混在している場合、エラーが発生します。
  • フィールド名の重複: 新しく作成する「列名を保存する新規フィールド名」および「列の値を保存する新規フィールド名」が、変換対象外で保持されるフィールド名と重複しても、値が上書きされることはありません。システムが内部的に一意のフィールドコードを割り当てるためです。ただし、後続の処理でフィールドを識別しにくくなる可能性があるため、重複は避けることを推奨します。