2026年10月11日に、kintoneの定期アップデートが実施されました。
今回のアップデートでは、kintone AIの利用状況の可視化や監査ログの外部連携、
テーブルのカスタマイズに使えるJavaScript APIの追加などが行われました。
この記事では、アプリの管理・運用を担当している管理者の方や、
カスタマイズを行う方に向けて、
「今回のアップデートで何が変わったのか」
「kinkozi製品への影響はあるのか」
を分かりやすくまとめました。
目次
結論:今回のアップデートのポイント
今回は、管理者やカスタマイズ担当者向けの変更が中心となったアップデートです。
主なポイントは、次の3つです。
- kintone AIの利用状況やAIクレジットの使用状況を確認できるように
- ワイドコースで、監査ログのSIEM連携が可能に
- テーブルの行追加・削除ボタンを制御するJavaScript APIを追加
利用状況や監査ログを把握しやすくなり、
テーブルを使った画面のカスタマイズにも選択肢が増えました。
管理者視点:設定やカスタマイズへの影響
kintone AIの利用状況をダッシュボードで確認できるように
利用状況ダッシュボードに、kintone AIの利用状況を確認するページが追加されました。
AI機能の利用人数・利用回数に加え、AIクレジット使用量の推移や、
月ごとの累計使用量を上限とあわせて確認できます。
社内でのAI機能の利用状況を把握し、
AIクレジットの使用状況を踏まえて利用を計画する際に役立ちます。
利用状況ダッシュボードは、スタンダードコースとワイドコースで利用できます。
監査ログをSIEM製品に連携できるように
ワイドコース限定で、cybozu.comの監査ログを
SIEM製品に連携できるようになりました。
SIEMは、複数のシステムのログを集め、監視や調査に活用する仕組みです。
cybozu.comの監査ログを、ほかのシステムのログとあわせて確認できます。
連携先としてMicrosoft Sentinelに対応しています。
Splunkへの対応は今後予定されています。
テーブルの行追加・削除ボタンを制御するJavaScript APIを追加
レコードの追加・編集画面にあるテーブルについて、
行の追加・削除ボタンの表示・非表示を切り替えたり、
表示状態を取得したりできるJavaScript APIが追加されました。
PC版とモバイル版の両方に対応しています。
kintone標準のボタンを非表示にして、業務に合わせた独自のテーブル操作を
実装する際などに活用できます。
⇒ 2026年10月11日 kintone API アップデート情報
ダッシュボードの表示に必要だった事前設定が不要に
利用状況ダッシュボードと性能ダッシュボードを開く際に、
これまで必要だった「利用する機能の選択」での有効化が不要になりました。
また、kintoneシステム管理画面に「ダッシュボード」カテゴリーが新設され、
両ダッシュボードへのリンクがまとめられました。
なお、性能ダッシュボードはワイドコース限定です。
kinkozi製品への影響について
結論:今回のアップデートによる、kinkozi製品への影響はありません。
現在ご利用中のkinkoziプラグインについて、
アップデートに伴う設定変更などの特別な対応は不要です。
今後もkinkoziでは、kintoneの定期アップデートに対応し、
安心してご利用いただけるよう継続して取り組んでまいります。
まとめ
2026年10月のkintone定期アップデートでは、
kintone AIの利用状況の可視化や監査ログのSIEM連携、
テーブル操作用JavaScript APIの追加などが行われました。
また、利用状況ダッシュボードと性能ダッシュボードは、
事前の有効化をせずに開けるようになりました。
利用できる機能は契約コースによって異なります。
今回のアップデートによるkinkozi製品への影響はありません。
現在ご利用中のプラグインも、設定変更などをせずに引き続きご利用いただけます。
詳しくは、kintone公式のアップデート情報をご確認ください。