条件書式プラグインでもう少し条件を追加したいなぁ、と思ったことはありませんか?
計算プラグインと組み合わせるとこだわった条件で書式設定をすることができるようになるんです!
■計算プラグインとは
計算プラグインはExcelで使うような100種類以上の関数をkintoneで使ってしまおうというプラグインです。
今回は日付フィールドを使って文字の色を土曜日は青、日曜日は赤に設定していきます。
まず、日付を使って曜日を表示させましょう。
サンプルアプリはこんな感じ
日付フィールドに値を設定すると曜日フィールドに曜日が表示されるようにしたいと思います。
計算プラグインを追加して、設定画面で「追加」ボタンをクリックします。
”計算式設定フィールド”で曜日フィールドを設定します。
今回の計算式はこんな感じ
SWITCH(WEEKDAY(日付),1,"日",2,"月",3,"火",4,"水",5,"木",6,"金","土")
WEEKDAY関数に日付を渡すと1~7の数字を返します。(デフォルトでは日曜日が1、土曜日が7になっています)
SWITCH関数にWEEKDAY関数の結果を渡して日、月、火、水、木、金、土を文字列で返します。
「設定」ボタンでダイアログを閉じて、「保存する」ボタンでプラグインの設定を保存しましょう。
「アプリを更新」するのをお忘れなく。
これで日付フィールドの値をもとに曜日フィールドに日~土が表示される設定ができました。
レコードを追加してみましょう。
日付フィールドに値を設定すると、曜日フィールドに曜日が表示されました。
(計算プラグインで指定したフィールドは入力不可になります)
■条件書式プラグインの設定
今度は日曜日なら文字を赤に、土曜日なら文字を青にしてみましょう。
これは簡単ですね。
条件書式プラグインを追加し、設定画面で以下のように設定します。
設定が終わったら「保存する」をクリックした後、「アプリを更新」するのをお忘れなく。
このように、条件書式プラグインと日付フィールドだけでは曜日の色分けはできませんが、
曜日フィールドを作り、計算プラグインを追加することで、曜日の色分けができるようになりました。
■フィールド非表示プラグイン登場
今回、曜日フィールドを作りましたが、曜日は表示したくない、ということもあるかもしれません。
また、もっと複雑な式を書きたいけど、使用者に値を見せるのはちょっと、と考える管理者の方もいるかもしれません。
一覧であれば、表示したくないフィールドを省いた一覧を作成してしまえば、使用者の目に触れないようにできます。
でも、そういったフィールドは詳細画面でも表示したくないですよね。
そこで フィールド非表示プラグインの出番です!
プラグインを追加して、設定画面で「詳細画面に表示したくないフィールド」にチェックを入れて「保存する」だけ!
あ、プラグインの設定を変更したら「アプリを更新」するのをお忘れなく。
これで詳細画面でも曜日フィールドを非表示にできます。
ぜひご活用ください!